ほぼ初心者ディプロマシー 1906年

どうも、七面鳥を食べるクリスマスに憧れのある、四扇イドラです。

 

ゲームも残すところあと2年というところ。さっそく観ていきましょう。

なお、画像はてりや菌さんの公開されているブラウザツール

Dipssistant Lite

の盤面をスクショしたものとなっております。Twitter等もご参照ください。

また留意事項等を開幕の記事に書いてありますので、適宜お読みください。

1906年開始時点

一歩リードするイギリスを遠目に激化する伊墺の衝突。残すところあと2年となって順位争いも視野に入るなか、1906年が始まります。

1906年春の行軍命令

英 ノルウェー→スカゲラク

  デンマーク→キール

  ピカルディ→ブルゴーニュ

  ベルリン=北海 相互維持支援

  イギリス海峡=ロンドン 相互維持支援

 

仏 マルセイユ→ピエモント

  スペイン=中大西洋 相互維持支援

  ブレスト=パリ 相互維持支援

 

独 モスクワ:ウクライナ→セヴァストポリを移動支援

  ミュンヘン→チロル

  プロシア→バルト海

  ヘルゴランド湾=オランダ 相互維持支援

 

伊 テレニア→イオニア

  イオニア→アドリア

  ナポリ→アピュリア

  ヴェニス→チロル

  ルーマニア→ブタペスト

 

墺 トリエステ:独ミュンヘン→チロルを移動支援

  ウィーン→ボヘミア

  ブダペスト→ルーマニア

  ウクライナ→セバストポリ

  ガリシア→ワルシャワ

  ブルガリア→ギリシャ

  コンスタンティノープル→ブルガリア東岸

 

露 全軍維持命令

 

土 黒海→コンスタンティノープル(アンカラで移動支援)

1906年春 行軍命令実行後

イギリス陸軍がついにドイツ本土に上陸。リヴォニア、バルト海の海軍は間に合わず、ドイツは単独での防衛がほぼ不可能な状況に。海軍量も十分で防衛の不安もなく、イギリスはドイツ進行を進められる陣形に。

フランスは守備の姿勢が前面に出ているが、ピエモント入りでイタリアに圧力をかける形。条件次第ではヴェニス取りの協力を取り付け、拠点を増やすこともできるか。

フランス陸軍がドイツ攻めに参加しないことで一応の延命はできているドイツだが、チロル入りだけでは挽回は難しく、伊墺いずれかの援護が必要。独墺の協力がみられるがどこまで友好関係を継続できるか先行きは不透明。

 

伊墺の争いはオーハンのセバストポリ攻めとイタリアのルーマニア攻めにより一気に顕在化。トルコはイタリアについたようで、次ターンブルガリも陥落しそう。ただ、陸軍数でオーハンが有利なためイタリアが拠点数を増やすのは厳しいだろう。

イタリアは孤立軍の本体合流を急ぎたいところ。オーハンは仏独との関係構築、継続が求められる。

1906年秋の行軍命令

英 ブルゴーニュ→ミュンヘン

  ロンドン→オランダ(キール、ベルギーで移動支援、北海で輸送)

  スカゲラク→デンマーク

  イギリス海峡→ブレスト

 

仏 ピエモント→ヴェニス

  スペイン→中大西洋

  中大西洋→北大西洋

  ブレスト=パリ 相互維持支援

 

独 モスクワ→セヴァストポリ

  リヴォニア→ボスニア湾

  ヘルゴランド湾=オランダ 相互維持支援

  チロル:仏ピエモント→ヴェニスを移動支援

 

伊 ルーマニア→ブルガリア

  イオニア海→ギリシャ

  アドリア海→トリエステ

  アピュリア=ヴェニス 相互維持支援

 

墺 セバストポリ→ルーマニア(ブダペストで移動支援)

  トリエステ→セルビア

  ウィーン→トリエステ

  ワルシャワ→シレジア

  ギリシャーブルガリアの維持支援

 

露 ボヘミア:英ブルゴーニュ→ミュンヘンを移動支援

 

土 黒海:伊ルーマニア→ブルガリアの移動支援

1906年秋 行軍命令実行後

フランスがついに北大西洋に入って対英の警戒度をあらわにしたが、このターンイギリスはユニット3増で防衛が足りてしまう状況。ロシアの置き土産によってミュンヘン入りも果たし、いよいよドイツはピンチな状況。

オーハンは単独で守れたセバストポリを放棄していることから、ドイツとの協調路線がうかがえるが、すでにイギリスの侵攻は進んでおり、イギリス対策という意味では手遅れな状況。ヴェニスおよびブルガリアにおけるイタリアとの読み合いで負けて、短期決着は望めない形となったことから、妥協して2位を狙う選択肢も視野に入るだろう。

対するイタリアはトリエステ入りが果たせず、対墺が焦れる展開に。ブルガリア獲得でトルコとの協力継続も難しくなった状況でどう立ち回るか。ギリシア奪取にユニットが足りないのがもどかしいところ。

トルコはイタリアと仲良くしてきたが、最後の1907年どう振舞うか悩ましいものと思われる。

1906年終了時点

イギリスの3増によってイギリスのリードが揺るがない状況か。行軍ミスなどで他国、とくにオーハンにチャンスがないともいえないが、優勝に一番近いのはイギリスだろう。

ドイツは西側のユニットを解体したため本土を奪還するのは不可能となった。順位を考えると、ベルリンおよび東域3拠点を保持すべくイギリス、オーハンとする必要がありそう。チロルの陸軍を活かしきれるか。

フランスはイギリスがリスクを冒さなければ拠点が減ることはなさそう。ただ、拠点を増やそうとするとこれまた困難を強いられるだろう。対伊戦線で拠点をもらえるかどうか。

イタリアオーハンはそれぞれ決定力に欠けるところ。イタリアはチュニス陸軍解体でオーハン内部へ攻め込む陸軍が足りず、オーハンはトリエステに増産できず防衛に消耗しそう。あるいはトルコ、ドイツの選択が伊墺の行く末を左右するかもしれない。

 

……ドイツがほぼ初期のロシアだな。

1907年へ

1906年が終了。

イギリスの優勢がさらに強まった1年といえる。

伊墺の短期決着はもはや望めず、イギリスに追いつくための時間が足りない。

フランス、トルコ、ドイツは伊墺を眺めながら順位をあげるための戦略を練ることになりそう。

 

そんななか、1907年、最後の年へ。