どうも、二択をよく外す、四扇イドラです。
さっそく1901年の行軍を観ていきたいと思います。
行軍を矢印とかで表示するツールが上手く使えなかったので行軍命令は文字で記載します。よくわかんない人は読み飛ばして、盤面の変化とそれに対するコメントだけを楽しんでもらえればいいかなと思います。
画像はてりや菌さんの作成されたブラウザツール
の盤面をスクショしたものとなっております。
一つ前の記事に種々の留意点等がありますので適宜ご参照ください。
1901年開始時点
何の変哲もない初期配置ですが……。ここからゲームが始まります。
1901年春の行軍命令
英 エディンバラ→ノルウェー海
ロンドン→北海
リヴァプール→ヨークシャー
仏 ブレスト→中大西洋
マルセイユ→スペイン
独 キール→オランダ
ベルリン→キール
ミュンヘン→ルール
伊 ヴェニス→トリエステ
ローマ→ナポリ
ナポリ→イオニア海
墺 トリエステ→アルバニア
ブダペスト→セルビア
ウィーン→ガレシア
露 ワルシャワ→ガリシア
モスクワ→ウクライナ
土 アンカラ→黒海
コンスタンティノープル→ブルガリア
スミルナ→コンスタンティノープル
1901年春 行軍命令実行後
イギリスは対露を視野に入れつつ様子見の一手。
イギリス海峡不可侵に成功し、英仏は友好関係を築けたであろうと思われる。
フランスはパリを動かしていないことから親独がうかがえる。イギリスとも友好関係なら対伊を軸に考えているのか。
ドイツは堅実に2増を目指す陣形。オランダを選択したことで、デンマークを確保できるかが焦点になりそう。フランス速攻の手もある。
イタリアはトリエステに入っているが、墺包囲網か、キーレパントか。
オーハンはギリシャ取りをめざしてトリエステに入られたのが想定外なら、滅亡の足音も聞こえてくるが。
トルコは定石通りの初動だが、黒海を取れたのが大きい。ジャガーノートにしてもトルコが得しそうな配置。ロシアを出し抜いたのか、意思疎通に齟齬があるのか。
ロシアは黒海を取られ、スウェーデンへのアクセスも失った形。StPとセバストポリの維持命令の思惑やいかに。トルコかオーハンの協力を得ないと厳しい状況だろう。
1901年秋の行軍命令
英 ヨークシャー→ノルウェー(北海海軍で輸送)
ノルウェー海→北大西洋
仏 中大西洋→ポルトガル
スペイン→ガスコーニュ
パリ→ブルゴーニュ
独 オランダ→ベルギー
キール→デンマーク
ルール→ミュンヘン
伊 トリエステ→アルバニア
ナポリ→チュニス(イオニア海海軍で輸送)
墺 アルバニア→ギリシャ(セルビアで移動支援)
ウィーン→ガレシア
露 ウクライナ→ルーマニア
土 黒海→セヴァストポリ
コンスタンティノープル→ブルガリア
ブルガリア→ギリシア
1901年秋 行軍命令実行後
イギリスがノルウェーに陸軍を上陸させ、北欧からロシアへの侵攻の準備かと思いきやノルウェー海が北大西洋に。対仏の防御を考えているのか、ヘイト管理か。
フランスは平和的な2増に成功。標的が誰かは、次の増強を待たないとわからず、その意味では不気味。
ドイツ陸軍がミュンヘンに戻ったのは伊墺の背後を突くためか。どうせ3増できることを考えればメリットはないが、デンマークを取れたのが想定外だった可能性も。
東欧は完全に露土対伊墺の構図。
オーハンは、ガリシアを取れたのが望外の成果で、守りやすい状況になりそう。その間にイタリア海軍が東地中海に入れば伊墺に軍配か。
トルコのセバストポリ攻撃は思惑がわからず。露土の同盟を隠すにしてはルーマニア獲得が目立つ。
ロシアは英独どちらかと協力して北欧(少なくともスウェーデン)を取りたいところ。英独の離間が重要になりそう。
1901年終了時点
ドイツの海軍2増がかなり目立つ。対仏対墺では使えず、対露でも陸軍が欲しいから対英をかなり意識していることがわかる。
フランスもブレストに海軍を造っているから、独仏でイギリス攻めを始める可能性も。
イギリスもロンドンに海軍を増設し、北海とあわせて本土防衛に使えるものの、ユニット数では独仏のほうが有利。イギリスは盤面だけ見るとピンチな状態。
東欧は露土対伊墺がより明確に。ただし、ロシアはトルコの黒海海軍を無視できない状況。オーハンはうまく離間したいところ。
トルコのスミルナ海軍でどこまで防衛できるか。オーハンは陸軍3ユニットでどこまで防衛できるか。
同盟関係の強固さと命令作成の練度でやや伊墺有利に見える。
……ロシアのStP海軍が微動だにしないのも気になりつつ。
1902年へ
1901年が終了。
西欧は英対仏独にみえる。が、不思議な行軍もところどころに見られ、一筋縄ではいかない様子。
東欧は露土対伊墺にみえる。どちらが勝つか、勝敗の行方は1902年以降までわからない状況。
そんなところで、1902年へ。